ペーパードライバーなら紙上で暴れろ!

  • 2013.02.14 Thursday
  • 12:45
小学校の図工の授業で版画をやった時、
インクが満遍なく行き届くよう、版画の上に載せた
紙の表面を擦るバレン(馬楝)って道具がありましたよね。
バレンタインデーに思い出すエピソードとしては
184番目ぐらいのヤツをひっぱり出してみました。

先日のブログでアメリカのイラストレーター
ケン・ダリソンのことを書きましたが、
僕がこの作家を知ったのはコチラの著書でした。

『自動車のイラストレーション』
穂積和夫 著(1969年 ダヴィッド社)



理系出身だけどメカニックまるでダメ、
免許証はミント状態のゴールドカードな僕が
こんなタイトルの本に興味を持った理由は、
もちろん穂積和夫先生著だったからに他なりません。
ていうか、先生のイラストレーションさえ拝めるなら
ぶっちゃけ内容はまぁ読まなくていいかな・・・
ぐらいのヨコシマ感あったことすら否めないです。

そんな僕が紹介するのは些か説得力に欠けますが、
カーイラストレーション、否、全てのイラストレーションに関する
ハウツーがこの一冊に凝縮されてるといって言いでしょう。
本書の冒頭にも穂積先生自らと記されております。

「この本を書くにあたって、私は車を通して
 イラストレーション一般の方法論にまで展開できれば、
 という気持ちをこめたつもりである。」

構造的な理論をしっかりふまえた穂積先生のレクチャーは
非常に分かりやすいだけでなく、描くことへの情熱が溢れんばかり、
そしてなにより豊富な図版はいつまで見てても読者を飽きさせません。
すでに絶版ではありますが、巻末では若かりし頃の
穂積和夫先生のお姿ももれなくご覧頂けます。







しかし、アイビーボーイ & アイビーギャルで
穂積先生に馴染んでるファンにしてみれば、
「なんで自動車?」なんて素朴な疑問もあるかもですが、
自動車も重要なアイビー・アイテムなんですよね。

フォルクス・ワーゲンに何人詰め込む事が出来るか?
なんてゲームもオリジナルアイビーたちの遊びとして
『絵本アイビーボーイ図鑑』に紹介されてますし、
加山雄三の『エレキの若大将』では
田中邦衛扮するブルジョワ・アイビー・ドラ息子の青大将が
コンバーチブルのルノー・カラベルを乗り回してますよね。
アイビーにとっての自動車は
モッズにとってのスクーター的存在といったところでしょうか。

ところで、昨日はなりゆきサーカスのタケウマくん企画の
スケッチ会で大阪・弁天町は交通科学博物館に行ってきました。

古き良き時代の自動車もたくさん展示しており、
奇しくもこの本で得たことを試してみる絶好の機会に
恵まれたワケですが、まぁ、理屈と実践は別モノの。
前回の記事と真逆なこと書くようですが、
やっぱり描かんことには始まりません。

(c)2013 さくらいはじめ
↑交通科学博物館で描いたスケッチ。まだまだです。

なに、絵が上手くなりたいって?
ほう、オリジナリティが足りないって?
へー、自分の絵が好きになれないって?

つべこべ言うてんと描きなさい。
もっといっぱい描きなさい。
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